PR本記事はA8.netのアフィリエイト広告を含みます。バックアップ機能があるだけで安全とは表現せず、停止・容量・世代・復元確認まで比較します。
標準のXServer VPSでは、必要な時点でVPSを停止してイメージを保存する運用を先に検討します。イメージ保存枠はデフォルト50GBまで無料です。ビジネスプランは1世代の自動バックアップがありますが、完全性は保証されず、復元確認は利用者の責任です。
バックアップを3つの層に分ける
| 層 | 守るもの | 確認点 |
|---|---|---|
| VPSイメージ | OS、ソフトウェア設定、保存データを含むサーバー状態 | 保存前停止、容量、保存時点 |
| Dify永続データ | DB、アップロード、ベクトルDB、プラグイン等 | 利用中構成に応じた整合性 |
| 復元手順 | 障害時に実際にサービスを戻す操作 | 別環境または計画停止での復元テスト |
イメージ保存は有力な復元点ですが、「保存ボタンを押した」と「Difyの全機能を復元できる」は同義ではありません。何を失うと業務が止まるかを先に列挙します。
標準VPSのイメージ保存は手動
XServer VPSのイメージは、OS、ソフトウェア設定、保存データなどのサーバー状態を1つのファイルとして保存し、保存時点への復元や新しいサーバーへの展開に利用できます。
公式手順の最初はVPSのシャットダウンです。更新直前のイメージを取るなら、Difyの利用停止時間、保存開始、完了確認、再起動、疎通確認までをメンテナンス枠に入れます。
無料50GBはサーバーディスク容量と別
イメージ保存容量はデフォルトで50GBまで無料です。これは契約VPSのSSD容量そのものではなく、保存イメージ側の上限です。不足時は保存容量追加オプションを検討します。
公式マニュアルは、VPS内の未使用領域に不要データが残り、実際の使用量よりイメージサイズが大幅に大きくなる場合があると案内しています。現在のディスク使用量だけで50GB以内と決めつけず、実際の作成結果を確認します。
ビジネスプランの自動バックアップ
XServer VPSビジネスプランは、標準で1世代分のバックアップを自動取得・保存し、オプションで3世代へ拡張できます。ただし取得タイミングは選択できず、データの完全性も保証されません。
さらに公式マニュアルは、データベースなど頻繁にディスクI/Oが発生する環境での自動バックアップを非推奨としています。DifyはデータベースやベクトルDBを利用するため、「自動だから整合性も安全」とは判断せず、利用構成をサポートへ確認します。
バックアップ費も含めてVPSを診断
同時利用、RAG、停止許容時間、契約期間から最初に比べる構成を表示します。
Difyの復元対象は画面だけではない
Dify公式のDocker Compose構成では、PostgreSQL、アプリのストレージ、Redis、ベクトルDB、プラグイン保存領域などがホスト側の複数ディレクトリへ永続化されます。選択するデータベースやベクトルストアによって対象も変わります。
そのため復元テストでは、ログイン画面だけでなく、アプリ一覧、ワークフロー、ナレッジ文書、検索結果、アップロードファイル、プラグイン、モデル接続、API呼び出しまで確認します。外部サービスのAPIキーやDNSはVPSイメージ外の管理も確認します。
アップデート前の安全な順番
- 現在のDifyバージョン、構成、利用中の外部サービスを記録
- 利用者へ停止時間と影響を案内
- 書き込みを止め、VPSをシャットダウン
- 更新前と分かる名前でイメージ保存
- 保存完了と容量を確認
- Difyを起動し、現行環境の正常性を確認
- 更新後に主要機能をテスト
- 失敗時の復元判断者と期限を決める
XServer VPSのDify公式マニュアルには、特定時期のアップデート不具合と回避手順も掲載されています。更新の直前に現行マニュアルを読み直します。
復元テストの合格項目
- 管理者と一般利用者がログインできる
- 主要アプリ・ワークフローが表示される
- ナレッジ検索が期待する文書を返す
- アップロード済みファイルへアクセスできる
- プラグインとモデルプロバイダーが動く
- 公開APIと埋め込み画面が動く
- HTTPS証明書とDNSが正しい
- 監視・通知・定期処理が再開している
参照した一次情報
- XServer VPS公式:イメージの保存
- XServer VPS公式:イメージ保存容量追加オプション
- XServer VPS公式:イメージサイズの縮小方法
- XServer VPS公式:バックアップ拡張オプション
- XServer VPS公式:Difyアプリイメージ
- Dify公式:Docker Compose構成
情報確認日: 2026年8月17日。イメージ保存枠、対象プラン、自動バックアップ、世代数、Difyの永続データ構成は契約・運用時点の公式情報で再確認してください。